「班女・葵の上」 第七劇場

三島由紀夫の『近代能楽集』より



——あなたは待つのよ、私は何も待たない。



作家三島由紀夫は、そのきらびやかな文章と強固な世界観で、 今なお世界的に評価が高い。彼は、人間の情念と孤独を、 能のいくつかの作品から抽出し、近代劇に翻案した。

今回の舞台では、彼の「近代能楽集」より三つの作品を、 能や歌舞伎などの日本の伝統演劇に特徴的な力強い身体性を利用して再構成した。 身体の実存によって時空間が自在に移り変わる能の構造の中で、一人の男がある女を求めてさまよう。

日本各地および韓国でも高く評価された舞台である。



演出:鳴海 康平



(欧州プレミアショー)



(日本語のパーフォーマンス)



www.dainanagekijo.org



(水) 2009年10月7日20時: Spinnwerk (フェストリバル・オーペーニングー)



Spinnwerk